津波/
吉岡ペペロ
会社でも私生活でも
情熱や行動は伝わらないことが多い
それを告白されるとき
相手は遠いこころのようだ
津波の第一波がひいてゆく
お互いの残骸が非情だ
あれはなんだったのか
それでもあいつだけは
たったいっぽん残っている
津波の第ニ波がやって来る
すき放題やられている
それでもあいつだけは
たったいっぽん残っている
会社でも私生活でも
情熱や行動は伝わらないことが多い
それを告白されるとき
相手は遠いこころのようだ
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