自転車に乗った天使/黒髪
 
二人で風に乗って自転車でずっと
道をたどってどこに行こうというのでもなく
香水の香りがよくって
お前の髪がちょうど目の前で舞っている
僕らどこにでもいけるさ
僕らなんだってなれるさ
自転車に乗って地球を一回り
なんにも心配ないさ
当たり前のことが手の中に入った
苦しいことがだんだん少なくなってきた
夢みたいにあやふやで
現実みたいに厳しいもの
でもそれは一時のこと
愛さえあればなんだって味方
愛さえあればいつだって天使
戻る   Point(2)