ぼくは冥王星の隕石/
小鳥遊儚
ぼくは冥王星の隕石です
神のいたずらで地球に落ちたみたいなんです
見るもの聞くもの触るものみんなみんなめずらしくて
キョロキョロ目をまわして暮らしています
空をみて ぼくの星を懐かしみます
風をうけて 粒子の自由を思いだします
太陽に話しかけて 月と内緒話します
ここには小鳥が歌っています
人と人が話しています
ぼくはもうすこしここにいます
きみに会えるといいなと思います
戻る
編
削
Point
(5)