サウンドホール/梅昆布茶
ろう
個々の言葉が響きあわなければ
おそらく薄っぺらい作品しか
あるいは詩として成立しないのかもしれない
言葉の感応するサウンドホールは詩人のこころ
そしてそれを豊かに共鳴させるボディこそ
詩人の魂以外の何ものでもないと思うのだ
さらに敷衍して言えば
そのような魂の響きを磨き上げ
人生に豊かな響きをもたらし
人生や魂に深みや輝きを与えてくれる道具のひとつが
詩や芸術であろうとも思っている
今はその一端に加担できることで
結構な充実も感じている毎日ではある
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