サウンドホール/梅昆布茶
ヴィンテージギターを手にいれたが
一万円と格安のヤマハFG-130という
1972-74あたりに製作されたもので状態もいいし
かなり響きが良く豊かに音がでる
男はそういったおもちゃを幾つになっても
欲しがる生き物なのかもしれない
ときどき街で見かけるピカピカに磨き上げられた
ヴィンテージバイクの懐かしいエグゾーストノイズに
こころが震えるのはそういった習性の為せる技なのか
それはともかくギターは響きが命
いくら弦を弾いても
ボディに共鳴し音と音が重層的に微妙なアンサンブルを醸し出すことがなければ
心地よい音場は実現されないだろう
たぶん詩もそれは同じだろう
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