おなかすいたんか/きーろ
腹ぺこの青虫お前は知らないな、握り寿司、愛、ホットケーキなど
握り飯並べる肩を眺むれば食う寝ることの味はかなしい
不機嫌に殴る枕のくぼみには2合の米を詰めてやりたい
もし私何も食べずに生きれたらきっと涙を飲み続けるわ
空腹を笑えるうちがちょうどいい月明かりなき晩冬初春
カップ麺たまごのきみがいないから黄色い幸が見えてこないの
僕たちが僕たちだったころ君が買ったおでんのちくわぶの色
たらふくに回転寿司を食べたいな、回る世界の回らぬ場所で
空腹を投げて作った枠の中、物理が消えて言葉が笑う
レシートも箸も袋も忘れてよ、片言店員笑窪を見せて
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