URAHARA/
春日野佐秀
日々のなかで
靴がすりへっていくように
私もすりへっていくの
素顔は仮面だらけで
私のままって 何なのだろう
ふいに ひとりきりに
逃げこみたくなるの
みんなのそばにいたいのに
心と体 うらはら
戻らない今日だけ 重ねてく
夜明けはまだ遠い
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