詩とフィクション 詩と向き合う/葉leaf
す。私たち読み手は、ノンフィクションの詩からは、詩人の実感や主張、体験などを共有するのが良いかもしれません。フィクションの詩からは、詩人の想像力や世界構成の巧みさを楽しむのが良いかもしれません。フィクションともノンフィクションともつかない詩を前にしたときは、そのあいまいさ、浮動性に心地よく漂い、読みの自由さを受け取ってあれこれ詩の読み方を試してみるとよいかもしれません。
参考文献
清塚邦彦『フィクションの哲学』(勁草書房、2009年)
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