宇宙で1番最後に書かれた詩/komasen333
 

数えきれない星を見上げ
限りある鼓動に耳を澄ませる夜


この瞬間も
この宇宙では無数の命が微笑みを咲かせて


この瞬間も
この宇宙では無数の命が息を引き取って


寄せては返す
波のように生き死には繰り返していく


そこにそれぞれの解釈はあっても
絶対的な意味が宿ることはなく


前を向いて
絶え間ない歩みを続け、情熱を焦がして


上に向けて
絶え間ない失敗を重ね続け、夢を灯して


似たような歌 
何度も、何度も、作ったり聴いたり口ずさんだり
いつかの自分を慰めるように
これからの自分を励ますよ
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