ステーション/
*くろいうさぎ*
私が立っている
黄色い線を抜け…
あと…一歩…
…二歩
刹那
風を切るような通過列車が過ぎ通る
列車の窓に自分の顔がチラチラ写る
心臓がドクッと止まり
周り景色が灰色に成る
死の瞬間はこんな感じなのだろうか
考えるとゾクゾクと鳥肌がだった
列車が過ぎ
フッと降り返ると
バラバラになった私の体が落ちていた
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