HHM講評/香瀬
 
」がどういった文脈でなされたものなのか、判然としないところではありますが。

 オリジナルを要求するお前らはコピーを積極的に容認する立場だろ何言ってんの?という苛立ちは十全に伝わるのですが、個人的には先の文脈の提示とともに、オリジナルやコピーとはそもそも何か、コピーを積極的に容認するとはどういうことか、コピーを積極的に容認する立場がコピーしたレポートを拒否するのはなぜか、などの考察があると、訴えたいところを更に見せ付けやすい文章となるのではないかと思いましたが、そんな冷静なこと言ってらんねえんだよという熱意を強く感じました。

 ラジオでの個人の発言を「作品」と見立てたヒヒョーは本作が唯一
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