僕が思う現代詩と合唱の関係について(4)/赤青黄
 


まず店内にある50近くある本棚の内、詩のコーナーはたったの1つの棚の2段分だけしか
ない。しかもそのラインラップは萩原朔太郎氏「月に吠える」他谷川俊太郎氏、宮沢賢治
氏の幾つかの詩集そして和合亮一氏の震災関連の詩集…だけ、だ。

最新のハードカバーの推理小説がドカドカと山積みされている中で、たったのこれだけで
ある。しかも暫く入荷されていないようで(悪い言い方であるが)残念ながら古い詩集ばか
りである。

無論雑誌コーナーには詩誌などどこにも置いておらず(「ユリイカ」はなんとか一冊おい
てあったが…)ただ雑然と週刊雑誌や文芸春秋や小説スバルなどが置いてあるだけだ。


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