題「冷徹な天球」/ジム・プリマス
 
冷徹な天球

荘厳な調べを奏でながら

流れてゆく冬の大気

張りつめた感覚に

シナプスは痛みを反芻する

どこに繋がればよいのだろう

どこに繋がりたいのだろう

魂のよりどころ求めて

今日も凍てついた

地の球の荒野を彷徨う

春の日の発芽を待ちわびる

モノトーンの空は何も答えない

異国の地で友は何を想うのか

人工的な網の目の細い一本に

今日も縋る冬の日

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