あの時、生きることが第一だった/鵜飼千代子
下での生活を共有したメンバー
経歴は同じでも
敵対していたり、思想は様々
だからどうってこともなく
「零下は寒いよね」って
知っているわたしたちは
程よく他者を評価している
*
サプライズが嬉しくて
泣けたから
22時も大きく過ぎて、
23時近い頃電話をしたら
寝ていたよう
「ごめんね。
届いたことだけ伝えたくて。
また、起きている時に電話する」
って、切った。
ありがとう
ありがとう
わたしまた、
ライフワークを続けられるような気がする
というか、
続けるよ
誰の為でもなく。
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