ミゲール・デ・オリベイラ/花形新次
ミゲール・デ・オリベイラの
展覧会に行ってきた
やはり20世紀を代表する
中南米の人だけあって
どの作品も
素晴らしいものだった
その中でも
一番惹き付けられたのは
やはり
「チンコから湯気の出る男」
チンコはもちろん
タマキンのシワまで
本物かと思うほど
写実的なのに
風景はクレヨンの
緑と茶色の殴り書きで
森と地面を表している
逆水木先生ともいえる作品だ
後半急に
ジャズを取り入れた
現代音楽風になったかと思うと
いい御手前ですと自分の飲んだところを
拭いたりなんかして
日本も意識したり
まったく飽きることがなかった
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