ラヴソング/
もっぷ
眠れないならきみを思おう
どんな理由でもきみを思おう
目覚めたくなければ夢できみと会い
白日の木漏れ日はきみへのうたを描くために
なんでも良いんだきみを思いたい
窓辺にあるのがお人形でも
もしかしてきみのたましいが、と
錯覚をしたふりをしよう
眠りたくないそんな夜
理由はきみがいないから
おやすみを言う習慣が
途切れたまんましっぽだけのこしてるから
明けて東をあおいでみれば
偶然の白煙がわたしに向かって手をふっている
戻る
編
削
Point
(4)