ラヴソング/もっぷ
 
眠れないならきみを思おう
どんな理由でもきみを思おう
目覚めたくなければ夢できみと会い
白日の木漏れ日はきみへのうたを描くために

なんでも良いんだきみを思いたい
窓辺にあるのがお人形でも
もしかしてきみのたましいが、と
錯覚をしたふりをしよう

眠りたくないそんな夜
理由はきみがいないから
おやすみを言う習慣が
途切れたまんましっぽだけのこしてるから

明けて東をあおいでみれば
偶然の白煙がわたしに向かって手をふっている

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