ホトトギス/朝焼彩茜色
 
考えると死にたくなる
足りない淡白な脳の色 心も曇りに道ずれ

考えに呑み込まれると死にたくなる
心技体の面積に氷河期の凍てが張る ひびは入らない

せめて心だけは切り裂いて 留まらせてやりたい

 振り子は逆上がりをしながら 並に直る

鳴いてみやがれホトトギス

考えの豊か知っている はず
考えると死にたくなる
足りないパーセンテージ 足元の氷河期の痛みよ 淡い白色のぶ厚かましい氷よ

鳴いてみやがれホトトギス

 振り子は逆上がりをしながら 飛躍を蹴る

考えの甘さを沸騰させる 切り裂いた心が一人で己の責任を担う
考えに呑み込まれると死にたくなる

 

鳴いてみやがれホトトギス

鳴けよホトトギス

アタシが泣かしてやる
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