ターン・ターン/nm6
 
ちくしょーって誰の口癖だっけ、とにかくそれだよ。そんな顔してさあ、歩くなよってば。ねえ。」





そうして、なにかの系譜に位置する夜。どこがどうとは言えないけれど、ここは部屋。光るってどんなだったか。空が青いって言い訳だったか。アーアーアー。明日の朝はさ、なんだかものすごく馬鹿気たことがいいよ。気味悪いとか、見たことないとかにつまらない焦燥カラレルロ。褒めて褒めて疾走はくるり見違える。上を見て、それ下を見て。





「バランスね。くらくらして、目を逸らして平行たもつ。いいね、それ。なんだっけ、とにかくそれだよ。そんな顔してもさあ、君、持ってるそれそれそれ。そう、それ。キラキラじゃんかよ。」
戻る   Point(7)