【HHM(第6回批評祭)参加作品】田中宏輔はクマのプーさんのミツをなめたか?/こひもともひこ
(泉鏡花『春昼後刻』二十七)
と、カンガは、さも思案しているような声でいいました。
(A・A・ミルン『クマのプーさん』7、石井桃子訳)
これらはことばである。
(オクタビオ・パス『白』鼓直訳)
そこには現在があるだけだった。
(サルトル『嘔吐』白井浩司訳)
すべてが現在なのだ。
(アゴタ・クリストフ『昨日』堀茂樹訳)
記憶より現在を選べ
(ゲーテ『ほかの五つ』小牧健夫訳)
いったいぜんたい、なんのことなんだか、プー
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