【HHM(第6回批評祭)参加作品】田中宏輔はクマのプーさんのミツをなめたか?/こひもともひこ
 
った家』6、石井桃子訳)
あのブンブンて音には、なにかわけがあるぞ。
                (A・A・ミルン『クマのプーさん』1、石井桃子訳)
もちろん、あれだね、
                (A・A・ミルン『クマのプーさん』7、石井桃子訳)
何だい?
                (フィリップ・K・ディック『時は乱れて』12、山田和子訳)
変な声が聞えるんです。
                (泉鏡花『春昼後刻』三十一)
変かしら?
                (リチャード・マシスン『縮みゆく人間』5、吉田誠一訳)
その声が堪(たま)らんでしゅ
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