夜の淵/M?lodie
泣き出しそうな夜の淵
思い出すのはきみの声
少し掠れた低い声も
ひっくり返って照れた声も
不思議な宇宙を繋げるように
それは少しずれていて
可笑しくて柔らかくて大切なのです
真綿のように締め上げるのです
人はそれを恋と呼ぶのでしょうか
それとも憧れと呼ぶのでしょうか
どうでもいいと強がって
子供のように欲しがるばかり
もはやこれは嫉妬です
ぼくには行けない宇宙の向こう
流れるように消えてしまう
泣き出しそうな夜の淵
きみを探しに声をあげます
メイデイメイデイ
おいてかないで
これは本当に恋ですか
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