雪の日に/梅昆布茶
かったかと聞いて見たいだけだ
イノベーションは必要だと思うが
僕たちは列島改造論当時の国民ではない
すでに建設とは
何かをすべて破壊してその上に見かけ上あたらしい物を
乗っけるだけではないことを実感しているはずだ
ヨーロッパやアメリカを追っかけて走ってきた
極東の少国民達の現状を認識して欲しいのだ
結果論だし自分も加担してきたのだけれど
でも少しでもよい方向に修正してゆくしかないのだ
そして世界を自分を変えようとするならば
詩も変わってゆかなければならないのだと思う
その立場では詩壇も時にバリアーになる気もするのだ
詩集を出したら僕は詩人になれ
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