幸あふる/
朝焼彩茜色
耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ
瞬間の持続 幸あふる
気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ
刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく
今宵も明日も美しい景色を想像し眺めるだけでいい
この砂一粒の降り 振り落とす意思
自由自在に曲がり角なく湾を招く
幸福の招待状が聴こえる
耳から風を贈る 自分自身へ 合致した一重
自分と手を繋ぐ
一瞬一瞬の継続 幸あふる
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