【HHM非参加作品】それでも現代詩の発展に期待する/KETIPA
 
らどうなっていくのかがなんとなく気になってしまう。なぜ気になるかというと、現代詩の発展する可能性が潜在的に高い(と思う)割に、誰もそれを盛り立てられずにマイナージャンルに甘んじているからだと思う。早い話未成熟なジャンルだからです。すでに成熟したジャンルのごく一部で小さくまとまるより、まだ成熟しきっていないジャンルを拡げていくほうが面白いと思うんですね。

おれは何事にもあまりに表層的すぎ、刹那的すぎるため、現代詩の書き手としても読み手としても批評家としても中途半端な存在なので、第一線で活躍する意欲的なみなさんの輪に入れないような有象無象なわけですが、その分ジャンルとしての現代詩を遠巻きで眺める
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