コールドプレイ  /和田カマリ
 
イッと跳ね起きると
おもむろに氷を取り出し
愛用のアイスピックで
一分もかからずに
クリスタルペニスを作ってしまった

「じっとしてろよ。」
彼ったら「作品」を指でつまむと
そのままわたしの燃えている
石焼ビビンバの中につっこんで来たの
「冷たい!」

再びガバッと
被さってきた彼に
体の自由を奪われて
わたし彼のナスがママだった
ただ・・・けっこうクールで
夏はこんなのもありかなぁ〜
なんて
火照った顔からだんだん
汗が引いていくのが分かった

侵入してきた彼の道具に
奥に奥に追いやられた氷が
ついに子宮まで届いちゃった
恥ずかしい話その後

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