マヤによる境目に/朝焼彩茜色
マヤによる境目 鏡合わせの日づけ
西暦の桁は押し出される様に増えてゆく
区切りが好きなようで渇を刻む 小波ほど さらさらな渇
対話の鏡合わせ 小波ほどのブレを埋めてゆく
西暦の桁を分野ごとの学者が不正を施しても
生半可に増えやしない
甘味のまい甘さの砂時計は糧になんか成らないと
渇を伸ばしてゆく賢者の歩幅 雪を踏む津々音とはもる
生半可に溶けない足跡
日々をどんな
日常をどんな
生温い幸せと皮肉の皮を剥き 心に徳をおさめる
マヤによる境目 鏡あわさの日づけ
西暦の桁は押し出される様に増えてゆく
人一人 星一つ 団一つ
つぶらに さらさらな渇
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