行くべき道を/番田 
 

夜歩く世界に
道は 続いていた
思い出を追いかけさせられながら
歩いて行こうと思う 僕も 


角の向こうに 見えない 
白すぎる 雪が 積もっていた
それは僕には見えない何だろう
目で捉えようとした時に 消えてしまった


遠い向こうに 次の季節を見た 
あるべきではないものばかりを感じていた
だけど 歩いた
僕は何をそこで信じていたのだろう


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