心の共存/*くろいうさぎ*
 
しろい雪のなか
ろとうに迷ってしまい
いささか森の中へ入ってしまった
うぐいすの鳴き声が冬なのに聞こえた気がし
さっと振り向いた
ぎそくのような心はツギハギだらけに飛んでいった

とんでいった心は私の処へ落ち共存した

くらい部屋
ろうそくの火は私を包み込むように
いつも不思議な光で揺らめいた
うごけぬ心は君の心に偏って
さゆうに共に揺らめいた
ぎんがの果てに一つとしか無い共存する心はいつまでも輝いた
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