ツブリ・ベブル・バルレ/ホロウ・シカエルボク
 
あ、なにが変更された、なにが変更されたんだ、なにが変更されたんだい、デジタル時計のため息のような時の進行の仕方、なあ、最も小さな集音マイクをくれ、微細な一粒たちの死がもっともっとはっきりと死んでいくように、ツ・ブ・リ・ベ・ブ・ル・バ・ル・レ・ツ・ブ・リ・ベ・ブ・ル・バ・ル・レ、その音を記録することは、その音を記録することは、己が死を知り続けることだ、己が死を、知り続けることだ…ツブリ・ベブル・バルレ、ツブリ・ベブル・バルレ、無限に続いているかのような井戸、その底辺にうずくまった、俺の…この俺の!



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