空に辞職と書いて/
番田
言葉もなく過ごしていると
疲れを無意識に感じさせられた 僕は
声もなく 言葉もなく
眠りに落ちていきたかったのかもしれない
そして 僕は枯葉を見た
疲れ果てた落ち葉の色を見た
僕は一体どこへ行くべきなのだろう
だけど 何も わからなかった
足下は赤
黄色の根っこは
青色 街は そして
ねずみ色の空
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