南房総ポエトリカル・アンソロジー その2/あおば
いの険しい畦道を抜け、漸くのことで国道128号線と410号線の交差地点、安馬谷にたどり着く。ここまでで一時間近く費やしていて、かなりからだが火照っている。歩き始めは涼しいと思ったが、湿った畦道を延々と歩いたので足も重くなっている。しかしこれからは道を間違えることもないだろうからと気を取り直して、ひっきりなしに車の通る国道の歩道を広々とした景色を楽しみながら40分ほど歩きやっと南三原の駅に着く。レンタル自転車の看板が目に入る。歩くには少し広すぎる地域のようだ。

国道128号線沿いの丸山地区の標識

国道128号線からの遠望、ローズマリー公園と太平洋
帰途は上下線どちらでも構わないので先に到着する外房線周りの電車を待って乗車したが、しばらくして居眠りをしてしまい気がついたら千葉駅近くで乗車時間が極めて短く感じた。

車窓から 安房鴨川付近の海岸
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