“何か”の話。。/
世江
“何か”が重なることで、
不のサイクルに嵌まる。
時たま、そんなことがあって......
激しい憎悪に、
弱った身体は吐き気を催す。
それは、収める術もなく吐き出され、
ただ、
ただ、宙を舞う。
光に怯え、音に震え、
残ったのは、やっぱり“何か”で。
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