空のような、雲のような。そんな夢さ。/
元親 ミッド
自分の手のひらを見て思うんだ。
僕に、何かが出来ないかなって。
この手で何か、人のために
作ったり
奏でたり
守ったり
描いたり
書いたり
救ったり
拾ったり
何かできないかなって。
そうして
誰かに喜んでもらえたらいいのにな。
誰かに喜んでもらえたら、
きっと僕も嬉しくなるから。
本当に
単純に
そう思うんだよ。
誰かのために
ほら
こんな僕でも役に立てるんだって
思えたらいい。
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