チェーン/TAROぱっく
 
はずしたタイミングとシャイに無意識

着慣れなさにばかり文句を言って

マンネリに繋がりはどこまでも当然

浸透していく水分が異なるセリフを吐かせて

蓄積していく形なるもの「美しさとは?」

逆さまに曲線を描いていくアクロバティックな君のダンス

無邪気さに純度をはかれば泣きだしちゃうくらいせつない

眠そうなのに声を掛け続ける僕の不安

確信と同時にため息は無限

不自由に二つを繋げてみて

溶けだしていく甘やかな

鳴り出す甲高い異音

温まっていくチェーンはこすれて







戻る   Point(2)