owatteruwakeja/竜門勇気
 
ったのは
それを捨てたから
何かあった気がしてポケットを探るだけ

幸せだなんて思えないのは
そこに向かってる最中だから
羽の生えた白痴が僕の手をとって連れ去ろうとする
僕はあそこにいる犬ともう少しそばにいたいんだ
汚い手で触らないで

さみしい夜が幾つ続いても
悲しい別れを押し付けられても
なんかもう
よくわかんないから
どっかいってていいよ

自分で自分がよくわかってるから
説明しなくていいよ
変わろうとは思ってるけど
変わらないから
変わろうとし続けてるだけ

終わってるわけじゃないから
黙ってるんだ
まだ答えが出てないから

待ってるわけじゃないから
数えてるだけなんだ
星の数
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