メリークリスマス/ピッピ
して必死に生きているの
どうして私の前を走り去っていくの
青い風の残像しか見えないまま
月がくるくると周り
地球のまわりくるくる
太陽のまわり
そして自らも
くるくるくると
、、、
君の名前を忘れたよ
どうしてそんなに走り去っていくんだ
ずっと前から
好きだったのに
乱暴な人間だね
そうして世界が黙りこくってしまう
メトロノームのようにはいかない
ロックスターが喉をダメにしている頃
君の脳味噌はまだ動いている!!!!!
ここにお墓を建てよう
いつまでも生きていられるように
自転なんかに息を切らしてしまわないように
ほら、風だ見えるかい?
君が走り去った跡だ
愛おしい体温を持って
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