独りの日曜日と青いノートと。/元親 ミッド
 
苛まれたりする。



さっきスイッチをいれた洗濯機が

うなりだすのを見ながら

あの洗濯機の中に

僕のこの自己嫌悪を放り込んで

ざぶざぶと洗ってしまえればいいのに。

と思った。



自分の目指す場所はよいとして

「お前が?」って

人はそれを笑うかもしれないけれど

実際に踏みしめる道をさして

否定されてしまったら

パニックになってしまって

よく晴れた日の小道を歩いていたはずが

街灯もない真っ暗やみの夜道のように

どうにも道が見えなくなってしまった。



自分の弱さに

情けないと思いながら
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