アゲインスト/梅昆布茶
 
歩く
胸を突く風
あなたは以前のようには僕の女ではないのだ
不躾にちょっと悲しいへの字の眉を見る

触れる優しく疼くようにでも
のこるのは思い出だけ

きっとわかっていたんだよね
でもねいつだって風はアゲインスト

もうあなたの季節が過ぎて
懐かしい癖が僕のくせになって
そんな風に時は溶けてゆくんだね

朝から韓流見るなよな
子供捨てて韓国に行けば

僕はと言うと
愉快な夢ばっかり見てる

今日も空ビンがあいたそう
安ウイスキーがね
どうだっていいことだろうけど




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