同時多発ツイート連詩【おいしい水を】 こひもともひこ・リミックス/こひもともひこ
それとも賤しい人の心か
喪いしものの意味を知っても いつでも覆水盆に返らず…
遮られた言葉が化石になる前に真水で洗う。
平たく削って斜めに放り投げ、水の飛沫を振りまきながら飛ぶ言石。過去の罵詈雑言は遠心力で分解。
おまえなんかいらない。
なんかいいな、
だけが着地する。
ない、
を拾って胸にしまう。
残りは山羊が食む。全て幻。
そして始まり。
わたし/
流れているような/
そうでないような/
夢をみながら/
浮上して/
現像液に浸ります/
ああ、/
一体なにをころしたくて/
銀色の/
あぶくばかりを/
追うのです/
か/
わたしの/
な、い、ふ、/
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