孤独な流星。/
元親 ミッド
い。
燃えれば燃えるほど
輝けば輝くほど
小さくなって、小さくなって
ふっっと
燃え尽きてしまうかもしれないから。
でも、それでもいいんだと
思ってしまう自分もいる。
だって、この加速が
この燃焼が、そうして輝くということが
大変に、大変に心地よく
たとえ燃え尽きてしまったとしても
僕が、僕であることを
証明してみせている
その一瞬であると思えるし
あのとこしえの
さびしい闇を旅してきたのが
無駄ではなかったんだと思えるのだから。
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