遺書にはならない足跡 2/セグメント
 
とは確かに多いし、私もどちらかというとそちら側寄りの意見なのだが、結果良ければ全て良しという言葉もあり、過程にだけ捉われることも良くないのではと最近では思っている。
 ただ、起き上がって何をしようか、と、ここに尽きるのである。だが、起きて細々としたことをしていると、存外、時間というものは過ぎて行くもので、少し前までの私は非常に強く「少しでも長く眠っていたい」と思っていたものだが、起きていれば起きていたで、何かしらしていることは事実であるし、その方が少なからず充実感があるのも、また事実である。
 私がしていることと言えば、家事、小説執筆、日記執筆、インターネット、音楽、紅茶、ストレッチ、スカイプ
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