祈りの作法/木の若芽
 
「祈りの作法」
                木の若芽


たとえせまくて四角くても
空を見上げることは大切

たとえ都会で居心地悪そうにしている街路樹にでも
そっと心で話しかけることは大事

小さなことでもおろそかにしたりあきらめたりしないで

鳥や木々の姿や声にふれあえない日があっても
わたし自身が鳥のように木のようにいよう

鳥になろう ほがらかに
木になろう のびやかに

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