さあここへ/木の若芽
「さあここへ」
木の若芽
街の人と里の民が
踊る はやす 祈る
働く つくる
楽しみ喜んで
太陽に向かって 海に山に向かって
音楽科の父と 画家の子と 詩人の母が
宇宙の大いなる力に向かって
踊る はやす 祈る 感謝して
働く つくる 愛し和して
土を信じて種をまけ
天を信じてわらをふれ
自然を信じて働き
宇宙を信じて遊べ
さすれば
木に神が降りてきて
人を守ってくれる
自然とつながっている それさえわかれば
私はすべてを知っているとわかる
どんな迷いの答えも
どんな謎の秘密も
私の中にあると
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