夢を描く/MOJO
 
どうせやるなら、上手くなりたい。しかし、そのためには百枚のボリュームの作品をモノにしなければならない。これまでに私の書いた最長のモノは二十八枚である。十年やっても、百枚への緒口が見つからないとは、情けない話だが、私はまだ諦めてはいない。
 今、数年に及ぶ、書けない時期から脱却しかかっている私の神経は、テンションが上がっているようだ。もしかすると、出来もしないことを綴っているのかもしれない。それならそれで良し。
 私の新しい旅は、今、始まったばかりなのだから。
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