僕の日常とミュージシャンと詩と愛と捨て身の詩人について。/Tシャツ
とに辿り着かない。
恋を繰り返し、魂を汚し、自己愛に帰結する。
自分を守る為に他人を悪く言い、傷つけ、
いつでも被害者意識があり、
その総意として戦争を起こす。
愛はあるのか、存在するのか!」
老人の頬は涙で濡れていた。
僕は自分の詩を、知人に見せる事はできない。何故なら。どんなに美しい愛の詩、優しい詩を書いても、僕の中にそんな大層な愛も優しさも無いから。僕はブルーハーツが好き。ハイロウズが好き。昔NHKの番組で、ねじねじねじめの正一さんが言っていた。甲本ヒロト 彼は捨て身の詩人だって。僕は愛はあるって信じたい。優しさがあるって信じたい。自己愛。あれが欲しい、これが欲しい、あれをしろ、これをしろ。自分が大好きな僕。不平不満が口を開けば出てしまう。僕は自分を愛せずに、自分の詩が自分で歌えるような、そんな人に出会いたい。もし、それがかなわないのなら、僕は自分を犠牲にして、捨て身の詩人になりたい。
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