コンドルドライブ/マーブル
聞かせてとせがむ
見えない者たちは優しい
夜明と共にきえてしまう瞬間を愛している
スズランがちゃらちゃらしている最中に
朝焼けが燃えあがっていた
朝焼けは燃えさかっていた
マルバツゲームはもう飽きたような 浮かない顔をして
忘れられないソファの寝心地を思い浮かべる
記憶はチューイングガム 膨らましては割れる
インディゴブルーのなみだ
それは虹まみれの鳥が知っているらしいね
シャバダバ
シャバダバ
口笛がいとおしい
去って
去って
去って
風が去って
風が去って
風が去って
雲が踊って
雲が曲がって
雲が生まれて
逆さまの景色をながめている
戻る 編 削 Point(3)