未来のどこかを/番田 
 


路地裏を歩いていく


詩の言葉を浮かべながら


どうやら 流れていた


ひとりぼっちで


かわいい子供が
僕の隣を過ぎていった



雲が流れた


払った保険料は


全て水の泡になってしまった



歌番組は無くなり


CD屋も 姿を消した


僕は今
戦う相手すら 見あたらない


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