未来のどこかを/
番田
路地裏を歩いていく
詩の言葉を浮かべながら
どうやら 流れていた
ひとりぼっちで
かわいい子供が
僕の隣を過ぎていった
*
雲が流れた
払った保険料は
全て水の泡になってしまった
*
歌番組は無くなり
CD屋も 姿を消した
僕は今
戦う相手すら 見あたらない
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