いつか/
ジュリエット
雨雲が
僕の上に雨を降らせた
まるで小さな涙を隠すように
雨が止んだら
七色の橋をかけた
小さな涙を
その訳を
そっと暖めるように
大きな太陽が
何も言わず
僕を照らして
涙の跡を
そっと乾かした
君みたいに
僕にもいつか
暖かな君の太陽になれる日が来るでしょうか
雨上がりに
君をぽかぽかと照らす太陽に
ずっとずっと
そばにいて
いつか僕らが空へと旅立つ日にも
隣で暖かく
君を見守る太陽に
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