冬の公園/ユメミ リル
 

短めの夏の裾をめくれば
過ぎた夢の夜に迷うよ

月の光が僕を照らして
繰り返す闇を優しく包んだ

心のブランコを止めるのは
もう、君じゃない。


だけど
もう少し、もう少しだけ

僕は君を理解するまで
僕が君を愛する日まで

揺らし続けて


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