ボクニデキルコト/乙ノ羽 凛
君のひざまくら震えていた
知らないフリをした
頬に一滴零れ落ちた君の涙
知らないフリなんて出来なかった
いつもは君に甘えてばかりだけど
ただ、ただ力強く抱きしめた
頑張ってる君に頑張れなんて
酷過ぎて言えなかった
君の背負ってるものが大きすぎて
でも君の力になりたくて
救いたくて救えなくて
その時自分の非力差を思い知らされて
時間が解決してくれるわけでもなくて
踏み込んで解決するわけでもなくて
信仰心なんてない癖にこんな時だけ
神様に祈ってみたりして
ああ、君が幸せならそれでいいから
笑っていてくれるならそれでいいから
笑顔と幸せを作るお手伝いが出来れば本望だなって
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